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tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · 175 following · 134 followers

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など いろいろ雑につぶやいています SPACE NOBI というアートスペースやっています

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[展示のお知らせ] SPACE NOBI では、10月23日(木)から11月24日(月・祝)の期間、櫻井崇史「絵を見る会」を開催します。是非ご覧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

https://space-nobi.net/exhibition/2025/appreciate_pictures

2025.10.23(木) 〜 11.24(月・祝) 月火金休

開廊時間: 水木 17:00 - 19:00 土日祝 13:00 - 19:00(最終日含む) ※ただし、10月26日はイベントのため17時閉廊

櫻井は、3D空間上にスキャンされた粘土を支持体として絵を描いています。櫻井の画面に現れる抽象的な黒い背景、3Dとしてスキャンされた粘土、描画されたイメージという関係は、通常の絵画における描画行為が、支持体を被覆するようにイメージを形成するものであるという関係性を、メタ的に言及しつつ脱臼させています。また、3D空間内での描画行為の明示によって、コンピュータグラフィクスであると同時にアナログな絵画であるという、奇妙なユーモアを生みだしています。

櫻井は、従来から自宅やオンラインなど多様な発表形態を模索しており、本展覧会においても、「絵」をめぐる制度的な問題を批判的に検討し、デジタル時代の発表形態を展開しています。

本展会期中の10月26日(日)にはトークイベント「制度、絵、デジタル」(ゲスト: gnck 有料・予約制)、11月15日(土)には、明源と櫻井崇史による図像観察ワーク「絵をさわる人をさわる--絵の内在的観察」(無料)を行ないます。

どうぞご期待ください。

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ドガが反ユダヤ主義者だったのをどう考えるかというのはある意味でいまっぽい話というか、リンダ・ノックリンの問いの立てかたは作品のなかに本人の差別的思考・政治的態度が見出せるかどうか、だったとおもうけど(うろおぼえだけど作品と反ユダヤ主義的態度は切り離されているという結論)、より最近だと、むしろ作品からの政治的意見の欠如そのものについての問いがたつことになる。

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宮下さゆり

@miyarisayu@sayurili.hostdon.ne.jp · Reply to 関貴尚's post

@seki_takanao そうだね。リンダ・ノックリンの『絵画の政治学』に載っていたドガの論考面白かったなあ。結構今にも通じるところがあって。
制作者としては作品から学ぶところはあるよ。評価と批判と両方しながら、個人的に気になる作家を少しずつ掘り下げて増やしていって系譜付けして考えたい。

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関貴尚

@seki_takanao@fedibird.com · Reply to 宮下さゆり's post

ぼくも調べられてない…。ただ、ドガは反ユダヤ主義者なんだよね。セザンヌやルノワールもそう。そこをどう捉えるか。

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ちなみに掲示板っぽいとこに貼ってた温マシールは粘着力が弱すぎてすぐ剥がれていたのでドナドナされています。 それと、今日でZINEおかけんが売り切れました。その人(アーティスト)はZINEおかけんの存在を知っていてなんとなく気になっていた。

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渡辺泰子「We are tilting.」は会期終了しました。遠くからお越しの方もお気にかけてくださった方もありがとうございます。Fediverse 経由でもけっこう来ていただけて嬉しいです。 次回の展示がちょっと開くかもしれませんが、また機会があればお越しください。

写真は会期中に撮ってお気にいりだったものの、会期中に投稿すると「ここ人来てなさそう」に見えて投稿を控えていた写真です。

nobi の映像上映風景。写真は観客席側を写したもので、プロジェクターが映っているが投影面は見えていない。席が3席ある。また、壁には作品が展示されている。
ALT text detailsnobi の映像上映風景。写真は観客席側を写したもので、プロジェクターが映っているが投影面は見えていない。席が3席ある。また、壁には作品が展示されている。
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呉樹直🐢己🐢さ41-42

@GJOshpink@mastodon.social

温マさんいたよ

黄色いお饅頭に毛が3本生えたようなキャラクターのステッカー
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批評家とかの記述より説得的だ。

占星術研究家・鏡リュウジが見たヒルマ・アフ・クリント。作家をかたちづくったスピリチュアリズムの源泉とは|美術手帖

https://bijutsutecho.com/magazine/interview/30684

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nobi のウェブサイトの表示速度がめちゃくちゃ早いのを褒められたけど、細かいチューニングしまくってたので地味に嬉しい

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これ10時からだと予定があって行けないな... https://note.com/kkd/n/ndab9797b6e3c

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渡辺泰子「We are tilting.」は今日と明日までです。

https://space-nobi.net/exhibition/we_are_tilting

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リーガン美香

@MikaR@toot.blue

イスラエルにおける思想教育はどういうものなのか、と最近ちょこちょこ考えていたのだが、昨日イスラエル出身のイラン・パッペのインタビュー動画がお勧めにあがってきて、「イスラエルは1980年頃まではユダヤ人国家と西欧的民主主義の両立をするという体裁だけは維持しようとしていたが、右派の台頭と共にそれを捨ててしまった。」と言っていた。
ユダヤ人至上主義とイスラエル一国主義の思想教育が徹底するようになり、それで育った世代が国の中枢を握るようになっている、と。
ソ連陣営の崩壊は、イスラエルにおいては少数のキブツ的社会主義だけではなく、ユダヤ至上主義の強化に向かってしまったという事なんだな。
私が小学生の頃は、サヨクのひとたちでキブツを体験するためにイスラエルに行く、という話を聞いたことがあったのを思い出した。

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元始女性は太陽だったのか?行っとかないとな https://www.tokyoartbeat.com/events/-/In-the-beginning-Womankind-was-the-sun-Werent-we/kotaro-nukaga-three/2025-05-17

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北市真

@KitaitiMakoto@bookwor.ms

レビューや本人のブログ記事とか読んで行って(事前に読んでいてよかった)、フェルトの作品を観た後に動画を観るとばあって繋がってちょっと興奮してる。ほんとにタイトル含めて。

羊を食べながら余韻に浸る夜……

羊酒家 - 新鮮なジンギスカンの店
ggs4000.gorp.jp/

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北市真

@KitaitiMakoto@bookwor.ms

このレビューを読みつつ現地に向かって、鑑賞して来た。いい体験だったと思う。あんまりタイトル気にしないタイプなんだけど、タイトル込みで楽しむ作品群だなって思った。

この穴の中で: 渡辺泰子「We are tilting.」について(レビュアー: 天重誠二) | SPACE NOBI
space-nobi.net/articles/2025/i

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体温調節機構バグってしまった

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ななや

@nanaya@fedibird.com

英、イスラエルとの貿易交渉を停止 ガザ攻撃を非難 cnn.co.jp/world/35233224.html

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https://anond.hatelabo.jp/20250512021618

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ART Collectors って刺激的な特集するわけじゃないんだけど、地味に現状を丁寧に拾ってるんだよなぁ。 https://amzn.asia/d/j3e1xq5

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https://www.queerarthistory.com/queer-methods/ queer art history にとってふたつの方法があり、ひとつは queer content の収集で、もうひとつは queering。queer content の収集は、ホモセクシュアルであったりレズビアンであったりトランスジェンダーであったりというのが自明であるものの調査で、queering はその関係が自明じゃないのにクィアに読めてしまう、もしくはそのように読んでいく実践。整理としてわかりやすい。

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こういうの知らなかった https://www.queerarthistory.com

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こういう視点はカトリック的なものが隠蔽してきているはずで、美術史的言説の構築においてキリスト教的なものがどう機能してきたかとか洗いなおしてみれば、その言説の性規範性もわかってくるのではないか。すごい適当なこと言っている。 https://note.com/digicreatorito/n/n16768ad2f911

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パノフスキーをクィアに読むって、そもそも彼の主要な対象のルネサンスの新プラトン主義とかが同性愛的性格ありそうだし、ミケランジェロをクィアに読むとかふつうにできるだろうし、そういう知識をパノフスキーが持っていないはずもないから、ぜんぜんありそうだな。やる人はいなそうだけど...。 https://hollo.tenjuu.net/@tenjuu99/0196e4a4-49ec-755c-a96a-072e7d8cb441

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図像解釈学の性規範性みたいなものまで視野に入るとおもしろくなるんだろうけど(パノフスキーをクィアに読む!)、そこまでやってそうには思えないんだよな。むしろ図像解釈学の復活によってMoMA的な「抽象」を批判できるから結託しているというか、それが相互に中途半端なものにしているように感じる。その「MoMA的抽象」批判じたいがすでに古く感じられるから、語りにくさがあると感じる人がいるのではないだろうか。

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サトマキ

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この記事を引いた早尾貴紀先生のFBの投稿が重要だったので全文転載します。

(早尾貴紀先生の投稿)
「パレスチナ・ガザ住民、半数が他地域移住を希望」、まさにこれこそがイスラエルの狙い。

虐殺と飢餓で極限まで追い詰めて、追い詰めて、追い詰めて、最後に「死か移住か、どちらか好きな方を選べ」と迫る。そこで「移住」を選べばそれは「自発的選択」と言われる。
(1948年のナクバについても「自発的避難」と言われてきたことを思い起こそう。)

国際社会は、善意で支援として移住のサポートをする、費用を負担する。
イスラエルは「ジェノサイドも追放もしていない」と言い張る。イスラエルは何も費用を負担しない。

そうしてイスラエルは更地化したガザ地区を手に入れる。
その同様の手法で西岸地区も一掃することに着手する。

何度も書いてきたけれど、これは、2023年10月7日の前から検討されてきた既定路線だ。
サラ・ロイは、2008年12月の大規模ガザ攻撃の直前にこう警告していた。「ガザ地区が陥落すれば、次は西岸地区の番だ」と(サラ・ロイ『ホロコーストからガザへ』青土社)。
jp.reuters.com/world/mideast/M

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わかったけど、カタツムリはサイボーグフェミニズムにひきつけて考えればかなり整理できそうだな。男性でも女性でもないものとしてサイボーグのメタファーをもちだすのとおなじ仕掛けで、カタツムリが解釈されているんだ。

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矛盾しているかどうかはそんなに気にしていないんですが、「性のアサインが固定的ではない」は、ユリア・フォスは社会構築主義的な理解をアフ・クリントにあてはめ、そういう理解は可能だとおもう。ただ、そこから現代の性別二元論の克服の象徴としてカタツムリの雌雄同体性を取り上げると、んーそうなんだっけ?みたいなのと(身体的性差の問題って現代的な議論の枠組みにおいて雌雄同体みたいな話になる?)、ヒルマ・アフ・クリントがカタツムリを通じて何を思考していたかが単純に抑圧されているように感じる。

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ユリア・フォスインタビューでは「性別は単純な二元論に基いているのではなく、異なる要素が混ざり合っているという認識」と述べられ、性のアサインが固定的ではないと主張しているとおもうけど、これが現代的な観念だというのはわかる(「混ざり合っているという認識」が現代的かどうかはわからないが)。ただ、ここからインタビュアーはカタツムリの雌雄同体にいっちゃうけど、カタツムリの雌雄同体性ってそもそも身体の性の話ですよね。身体的な性差があるからこそカタツムリの雌雄同体がなにかの象徴になる。この雌雄同体への志向には若干の気持ち悪さを感じるんですよね。ほかにも精子と卵子を描いてたりすることにも気持ち悪さを感じるけど、この気持ち悪さみたいなのがなんなのかは自分はいまいち説明できない。

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アフ・クリントの二元論性は自明なような。W=女性、U=男性という図式的理解は本人が書いているもので、そこからWU=両性具有もしくは雌雄同体という図式があるので、だいたいの論者はアフ・クリントの二元論を前提としているのでは。アフ・クリントでは原初の混沌が螺旋として描かれ、その螺旋の展開としてカタツムリ(雌雄同体)というモチーフを持ち出すのだから、カタツムリ=雌雄同体は原初の混沌の象徴として描かれている。そうすると男女という性差は、混沌から秩序への発展として現れているはず。

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図像解釈学の性規範性みたいなものまで視野に入るとおもしろくなるんだろうけど(パノフスキーをクィアに読む!)、そこまでやってそうには思えないんだよな。むしろ図像解釈学の復活によってMoMA的な「抽象」を批判できるから結託しているというか、それが相互に中途半端なものにしているように感じる。その「MoMA的抽象」批判じたいがすでに古く感じられるから、語りにくさがあると感じる人がいるのではないだろうか。

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ヒルマ・アフ・クリントのカタツムリをどう読むかは、文脈依存の問題なんだけど、アフ・クリントを巡る問題群に「抽象」を巡る図像解釈学の復活という文脈がもうひとつある。クィアに読むのであれば図像解釈学とはたぶん対立的な立場を取ったほうがよさそう。図像解釈学はあくまでアカデミックに確立された領域だけど、クィア・リーディングはむしろ(たぶん)批評的営みで、相性いいとおもえないし、それぞれで別な解釈が導かれるとおもう(というか図像解釈学は客観的にやる必要がある)。そのへんが混ざっているように感じる。

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自分はたとえば、荒川ナッシュ医が、エルズワース・ケリーの「スペクトラム」という作品を性的多様性の象徴として読み替えていくのは筋が良く見える。ケリーはゲイだったそうだけど、当時レインボーには現代のような象徴性はなく、むしろハードエッジ系のモダニズムの文脈でやっていたのは自明で、そこを現代のレインボーに読み替えていくのは鮮かだとおもった。それはモダニズムの男性中心主義への批評として機能する(エルズワース・ケリーの作品理解からゲイ性が排除されている)から鮮やかなのだけど、その読み/文脈の転換は現代の芸術の規範性からの解放でもある。

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