tenjuu99(天重誠二)
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アフ・クリントの二元論性は自明なような。W=女性、U=男性という図式的理解は本人が書いているもので、そこからWU=両性具有もしくは雌雄同体という図式があるので、だいたいの論者はアフ・クリントの二元論を前提としているのでは。アフ・クリントでは原初の混沌が螺旋として描かれ、その螺旋の展開としてカタツムリ(雌雄同体)というモチーフを持ち出すのだから、カタツムリ=雌雄同体は原初の混沌の象徴として描かれている。そうすると男女という性差は、混沌から秩序への発展として現れているはず。