tenjuu99(天重誠二)'s avatar

tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · 152 following · 120 followers

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など いろいろ雑につぶやいています SPACE NOBI というアートスペースやっています

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net

渡辺泰子「We are tilting.」 2025年4月26日(土) 〜 5月25日(日) 開廊時間: 水木 17:00 - 19:00, 土日 13:00 - 19:00

https://space-nobi.net/exhibition/we_are_tilting

本展 "We are tilting." で渡辺泰子は、「傾き」と「穴」という二つのキーワードをもとに、9年ぶりとなる映像と、羊毛フェルトを用いた新たなシリーズを発表します。 タイトルの「We are tilting.(わたしたちは傾いている)」は、地球の地軸の傾きに由来するとともに、現代文明の「傾き」も含意されています。

ぜひお越しください。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net

さいきん聾についてちょっと書いたりしてたのは、この記事を書くためでした。 https://blog.tenjuu.net/2025/03/failing_to_meet_others 百瀬文「聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと」はけっこう危うい作品で、文脈の補足としてはこのくらいあったほうがいいんじゃないか。

温泉マーク(オートチューンがかかるゆるキャラです)'s avatar
温泉マーク(オートチューンがかかるゆるキャラです)

@on1000mark@fedibird.com

なんか言いたいときはちゃんと名指しで非難しような

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to 関貴尚's post

@seki_takanao ほお、それは知らなかった。 ちなみに、読んでるとおもうけど「人文学の実践としての美術史」に、マルクス主義に対して昆虫崇拝主義と言ってるよ。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to 関貴尚's post

@seki_takanao それはでもパノフスキーの議論としては誤読だとおもうよ。彼の主体についての意識とかあきらかにカント主義なのと、当時のフッサールの言っていた「ヨーロッパ諸学の危機」みたいな話のほうがはるかに近い。あえて誤読することでおもしろくなるかっていうと、文脈を単純化するだけになりそうな気がするけど。遠近法が遠近法的な主体を構築するというのも、ちょっと使い古された議論には見えるし。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to 関貴尚's post

@seki_takanao それはイデオロギーによって主体として構築されているという話?

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net

「人文学の実践としての美術史」をめくっていると読みなおしたくなる記述みつけたけどいまはちょっと時間ないな...

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

@seki_takanao 象徴形式というのは、あとの時代の人文学者としての美術史家が、歴史を精神史として読み、時代の象徴を見つけだすための装置としてある。形式とは、トータルな時代精神が現れたものとしてある。それがパノフスキーが考える「象徴」だと言っていいとおもう。これはイコノロジー論文で言われている「深いイコノロジー」と同じもの。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to 関貴尚's post

@seki_takanao 人間の知覚メカニズムと遠近法が一致しないのは、遠近法がみずから人間の知覚メカニズムを装ったというようなことではなくて、そのズレを解明することを通じてキュビスム以降の芸術論に反論することにある。むしろ「自然化=透明化したシステム」としての遠近法を暴きだしたのはキュビスムであって、パノフスキーが意図したのは、「自然化=透明化したシステムとしての遠近法とは神話であり、それゆえキュビストの議論は成立しない」というような視点がある。遠近法の自然化という論点は主要な論点ではなく、そのように把握された遠近法というものの議論をリブートするためのものだとおもう。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net

「象徴形式としての遠近法」オタク(趣味の範囲が狭すぎる)

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

@seki_takanao パノフスキーの遠近法の読みの方針は、結局「象徴形式」という言葉に尽きてはいて、その意味で遠近法をイデオロギーとしては読んではない。 その違いは、象徴形式とは時代の特性として見做されるようなある芸術形式がある、というようなもので、論考最終行にあるとおり、遠近法は古代神権政治(テオクラティー)が倒れたときと近代の人間の政治(アントロポクラティー)が確立したときに登場した。政治システムと同期的にあらわれる形式として遠近法を読んでいるのだけど、イデオロギーというのは、体制にたいして事後的にでてくるものというより、階級的な利害を代弁するという機能をともなうものだとおもう。象徴形式は体制にたいして事後的な(あるいはせいぜい同期的な)関係であって、積極的な機能をもたないとおもう。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

@seki_takanao ちなみに言うと、パノフスキーは左翼ではなく、共産主義を毛嫌いしている。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to 関貴尚's post

@seki_takanao あれの註73がリシツキーの論文で、「象徴形式としての遠近法」と同年に出ている論考だったはずなんだけど、全体をだいたい書いてあとからリシツキーを読んでいそいで註に入れたのだとしても、キュビスムの台頭に対する反論として書かれているはずで、キュビスムの政治的意義の読解こそがあのテクストの主眼であった、というのが自分の意見。

関貴尚's avatar
関貴尚

@seki_takanao@fedibird.com

パノフスキー『象徴形式としての遠近法』をパラパラめくっていたのだが、この本で論じられている遠近法についての説明は一種のイデオロギー論として読める。というか、遠近法こそイデオロギーの最良の例では、とすら思う。このテクストの初出は1924−25年で、ルカーチの『歴史と階級意識』が1923年だから、まさに同時代だ。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

@seki_takanao パノフスキーの遠近法の読みの方針は、結局「象徴形式」という言葉に尽きてはいて、その意味で遠近法をイデオロギーとしては読んではない。 その違いは、象徴形式とは時代の特性として見做されるようなある芸術形式がある、というようなもので、論考最終行にあるとおり、遠近法は古代神権政治(テオクラティー)が倒れたときと近代の人間の政治(アントロポクラティー)が確立したときに登場した。政治システムと同期的にあらわれる形式として遠近法を読んでいるのだけど、イデオロギーというのは、体制にたいして事後的にでてくるものというより、階級的な利害を代弁するという機能をともなうものだとおもう。象徴形式は体制にたいして事後的な(あるいはせいぜい同期的な)関係であって、積極的な機能をもたないとおもう。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

@seki_takanao ちなみに言うと、パノフスキーは左翼ではなく、共産主義を毛嫌いしている。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to 関貴尚's post

@seki_takanao あれの註73がリシツキーの論文で、「象徴形式としての遠近法」と同年に出ている論考だったはずなんだけど、全体をだいたい書いてあとからリシツキーを読んでいそいで註に入れたのだとしても、キュビスムの台頭に対する反論として書かれているはずで、キュビスムの政治的意義の読解こそがあのテクストの主眼であった、というのが自分の意見。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

これまじめに書いてるつもりっぽいのが、ちょっとキツかった...。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

こういう記述とか。

"森川は空軍とオタク趣味の相性の良さを考察しこう述べる。「陸・海軍が色濃く体育会系でマッチョな雰囲気を持っているのに対し、空軍は理工系で、エンジニア色が強い。(中略)機械やパソコンのマニアは、アニメ絵美少女を愛好する傾向が強い」(p112)。つまり、これは「システム脳」的傾向という共通性があるのだと、解釈し得る。"

こういうのとか。

"SNS以降は、女性の存在感がネットで増えた。それは、スマホなどでネットにアクセスする障壁が下がったからである。大昔のパソコンはMS-DOSのように白と黒で文字だけの殺風景な画面にコマンドをいちいち打ち込こむようなもので、システム脳と相性が良かったと思うが、直観的で快適にアクセスできるインターフェイスが普及すれば、それ以外の者も必然的に増えていく。"

"システム脳の持ち主たちは、音声言語よりも文字言語に強い傾向があり、臨機応変で当意即妙なやり取りを必要とする雑談などを苦手としており、構造化・システム化されたコミュニケーションを好む側面がある"

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net

え、システム脳と共感脳ってそのまま行くの、まじ??みたいな感じだった

松浦知也 / Tomoya Matsuura's avatar
松浦知也 / Tomoya Matsuura

@tomoya@social.matsuuratomoya.com · Reply to 松浦知也 / Tomoya Matsuura's post

で、そもそものシステム脳・共感脳みたいな統計的で客観的なフリをしてそもそもカテゴライズに「システム」や「共感」といった文化に根差すワードをアサインすることの恣意性を批判してきたのがフェミニズム科学論なわけでしょうよ

松浦知也 / Tomoya Matsuura's avatar
松浦知也 / Tomoya Matsuura

@tomoya@social.matsuuratomoya.com · Reply to 松浦知也 / Tomoya Matsuura's post

社会的な男女の差が「システム脳」「共感脳」のわずかな差をもとに文化的に増幅されたものであるという、生物学的決定論と社会構築論のミックスみたいな思想は独特だと思うけど、(仮にそれが正しいとして)議論すべき対象は種になってる生物学的な差じゃなくて増幅させてる文化の方でしょ。この論考の先にフェミニズムで救われなかった男性が救われるようになる糸口が全く見えない

松浦知也 / Tomoya Matsuura's avatar
松浦知也 / Tomoya Matsuura

@tomoya@social.matsuuratomoya.com

藤田直哉さんの男性学論考は、出発点はそんなに悪くない筈なんだけど、科学論におけるフェミニズムの歴史解釈がそれでええんかとなる部分が多すぎて、節々で差し込まれる「私見」と「筆者の推測だが」の部分でどんどん信頼度が下がっていく

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

動画のリンクは貼らない(たぶんえぐられる人いるので)けど、30年くらい前かとおもったら2010年4月放送でかなりすごい。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net

春から新社会人の方へ

餃子の王将の研修。新入社員が常務に「これを越えていかないと社会人になれないんだ」と言われている。餃子の王将の研修。新社会人が「立派な自信を持った社会人になります!」と叫び常務と抱きあっている。
bandeapart72's avatar
bandeapart72

@bandeapart72@toot.blue

"126年前の1895(明治28)年10月8日、日本の軍人らが朝鮮王妃を殺害した「閔妃(ミンビ)暗殺事件」で、実行グループの一員だった外交官が、事件翌日に郷里の親友に宛てたとみられる書簡が見つかった。「自分たちが王妃を殺した」と経緯が詳しく記されており、研究者は「事件の詳細を解き明かす貴重な資料」としている。"
外交官「王妃殺した」と手紙に 126年前の閔妃暗殺事件で新資料:朝日新聞
asahi.com/articles/ASPCH54VBPC

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

きつくて読破を諦めた。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

読みすすめていけばいくほど、虚無がひろがっている文章だ

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

先もちょっと読んでみたけど、論旨むちゃくちゃすぎるな。 男性性・女性性のリアリティはフィクションだったって最初に述べておいて、

"2000年代のインターネットは、「男性性」が強い、つまり、システム脳的な性質の者が多い環境であり、文化であった。この時代にインターネットに接続できる環境を準備できる者の性質からして、これは当然のことであろう。"

とか言っている。「男性性」がフィクションなら、2000年代インターネットユーザーに「男性性」が強いのも「当然のこと」としてフィクションでしかないでしょ。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

いやあるのかもしらんけど、具体的に言え

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net

https://s-scrap.com/12408 こんなフェミニズム理論どこにあるんだよ...

"そしてそれは、「男性=科学=論理」という認識の元、科学や合理性そのものを批判するタイプのフェミニズムの理論にも存在している「男性性」の考え方である。"

白江幸司's avatar
白江幸司

@ttt_cellule@fedibird.com

先日の読書会では、「禅とアートならナムジュンパイクのTV Buddhaが最高でしょ」と言われ、知らなかったのでぐぐって確認したが、枯山水とかを見て「ふう…ZEN…」とか言ってるやつが激怒しそうな絵面で最高だった。

あんまりなゆえか、「禅と美術」で概説記事が組まれると、あんまり紹介されない。

artscape.jp/focus/10168065_163

← Newer
Older →