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あの官邸のプロモーション映像、政治の美学化の典型だけど、それが果たすメッセージはなにかといえば、「政府はすごく頑張っています」なんだよね。鑑賞者としての市民、および被災者は、感謝する存在としてのみ配置される。政府の努力と市民の感謝という関係が「良いもの」なのであって、批判は美しくない・みっともない。そういう美学的メッセージ。
あの官邸のプロモーション映像、政治の美学化の典型だけど、それが果たすメッセージはなにかといえば、「政府はすごく頑張っています」なんだよね。鑑賞者としての市民、および被災者は、感謝する存在としてのみ配置される。政府の努力と市民の感謝という関係が「良いもの」なのであって、批判は美しくない・みっともない。そういう美学的メッセージ。
政府の失敗や、支援の行き届かなさが決して映像に映されないのは、それが政府と市民の信頼関係を損ねるものだからで、市民のあるべき振る舞いとして政府に信頼関係を寄せることが「良い」振る舞いであるとされることには、理由が存在していない。それゆえ、それは美学的な態度である必要がある。