@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)

https://book.asahi.com/jinbun/article/13224839 轟先生、ハイデガーとナチスの一体化に疑問を呈するけど、それより関心あるのはハイデガーの思考がシオニズムに対して共感的なんじゃないかという点。ハイデガーの普遍主義批判、民族と土地の一体性の探求であればこの方向の現れとしてユダヤ人排斥運動があり、またその同じ形態の別な現れとしてシオニズムがあるとも言える。根はぜんぶ一緒なんじゃないかとおもうのだが。

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轟孝夫『ハイデガーの超‐政治』 ハイデガー後期思想のアクチュアルな意義を解き明かす|じんぶん堂

ハイデガーはなぜナチスに加担したのか? 「黒ノート」の「反ユダヤ主義的」覚書の真意は何か? ハイデガーの技術論はどのような現代的意義をもつのか? このたび明石書店から刊行した『ハイデガーの超‐政治』は、「黒ノート」を含む広範な新資料に...

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カフカが描いたオドラデク、同化主義的な社会のなかに居場所のないユダヤ人としてのカフカ、みたいなのを否応なく想起させられたんだけど、このカフカの短文もゾルゲと原題にあって、そのゾルゲの主体は家長なのだった。ハイデガーもゾルゲについて考えていて、このゾルゲの前提はホモジーニアスな社会なんじゃないか。 https://hollo.tenjuu.net/@tenjuu99/019f950e-9943-7dea-9273-6f7df49ebe8f

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https://www.aozora.gr.jp/cards…

https://www.aozora.gr.jp/cards/001235/files/49858_41918.html カフカの「家長の心配」という短い文章、かなり惹かれるものがあって考えている。 文章はドイツ語で書いているんだとおもうけど、「オドラデク」というよくわからな言葉(たぶんカフカの造語)がスラブ語起源かどうかという語りから始まって、ドイツ語のなかに異物として「オドラデク」という響きを置くことから始めている。 語り手である「家父(Hausvaters)」は、この無用の壊れた存在である「オドラデク」について心配するけど、家父の「どこに住んでいるんだい」という質問にオドラデクは「泊まるところなんかきまってないや」と答える。 オドラデクは、社会の中に定まった位置をもたない遊民的なものに見えるけれど、それがスラブ語と結びつけられるといろいろなことを想起させるというか、「スラブ」とはslaveの語源となっているのだし、ルンペン化したなにかだとも思える。語りの始めに、語源探索をしているのは、ドイツ語に馴染まない響きとして想定されているからだろう。 カフカは、初期シオニズムに強い関心を示したようだけど、たぶんある社会内で民族的なアイデンティティは持ちつつもその社会に溶け込まない存在としてのユダヤ人という自覚があったようには思える。オドラデクは、ドイツ語圏社会内の異民族的なものの象徴であるように見える。言語的な同化を拒むもの、そこに居るが住まないものとして。

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https://www.aozora.gr.jp/cards/001235/files/49858_41918.html カフカの「家長の心配」という短い文章、かなり惹かれるものがあって考えている。

文章はドイツ語で書いているんだとおもうけど、「オドラデク」というよくわからな言葉(たぶんカフカの造語)がスラブ語起源かどうかという語りから始まって、ドイツ語のなかに異物として「オドラデク」という響きを置くことから始めている。 語り手である「家父(Hausvaters)」は、この無用の壊れた存在である「オドラデク」について心配するけど、家父の「どこに住んでいるんだい」という質問にオドラデクは「泊まるところなんかきまってないや」と答える。 オドラデクは、社会の中に定まった位置をもたない遊民的なものに見えるけれど、それがスラブ語と結びつけられるといろいろなことを想起させるというか、「スラブ」とはslaveの語源となっているのだし、ルンペン化したなにかだとも思える。語りの始めに、語源探索をしているのは、ドイツ語に馴染まない響きとして想定されているからだろう。 カフカは、初期シオニズムに強い関心を示したようだけど、たぶんある社会内で民族的なアイデンティティは持ちつつもその社会に溶け込まない存在としてのユダヤ人という自覚があったようには思える。オドラデクは、ドイツ語圏社会内の異民族的なものの象徴であるように見える。言語的な同化を拒むもの、そこに居るが住まないものとして。

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フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 家長の心配 DIE SORGE DES HAUSVATERS