tenjuu99(天重誠二)
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草間のインフィニティ・ネットはドナルド・ジャッドによって高く評価されたが、これもフランク・ステラのブラックペインティングが抽象表現主義の「表現」性というか、絵画のパフォーマンス性の批判として登場しているし、ラウシェンバーグの「消されたデ・クーニング」とかジャスパー・ジョーンズによる抽象表現主義のタッチのパロディがあり、ジャッドが草間を評価した文脈は文字通り「アンチ・アクション」的な文脈だとおもう。「アンチ・アクション」は、概念の内実としては中嶋泉の独創とも言えないとおもうし、作品を作家という主体と紐付けたがる傾向への批判として登場しているから、ジェンダーにたいしてニュートラルな概念として現れている。それは中嶋論考にとってもそうなのだが、女性作家に注目しすぎてしまって、理論的なフレームとしてはあまり機能していない。