tenjuu99(天重誠二)
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"建築、絵画、彫刻、工業等において、その用いた質料の物質感が匿れれば匿れるほど、一方の芸術的な感じが露わに出てくる。 一目見たとき、これは石だなと思わせるなら、その建築には美がないのだ。"
岸田劉生「僕の行き方、その他」(『美の本体』)
岸田劉生この感性、めちゃくちゃ反近代的だな。当時はジョン・ラスキンがかなり読まれていたとおもうけど、ラスキンは建築が自らの素材を偽ることを堕落と考えていて、その感性は「装飾は犯罪だ」とまで言ったアドルフ・ロースまで繋がっている。岸田劉生はそのへん知ってたんだろうけど、反動的な感性ではある。