tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to 関貴尚's post

@seki_takanao かならずしも「ありのままのモノとの出会い」とは言えないと思うけど、制度への問いに具体性がないのは、そのあとの北澤憲昭らの近代日本美術史への制度論的な問いになっている。70年頃に批評が制度的な問いになったのは、あきらかに反芸術からの流れだね。シミュラークルというより、展覧会という枠組みが問いの対象で、それゆえ具体的な制度が問題だったのだが、その制度への問いが北澤が出てくるまで歴史的な問いにつながらなかったのは不思議といえば不思議である。

tenjuu99(天重誠二)'s avatar
tenjuu99(天重誠二)

@tenjuu99@hollo.tenjuu.net · Reply to tenjuu99(天重誠二)'s post

@seki_takanao アンフォルメル〜反芸術を規定しているものこそ、むき出しのモノ性みたいな概念で、それはやっぱり60年代半ばくらいまではダダからシュルレアリスムが、参照というより根本的な規定としてあったと言えるんだけど、ハイレッドセンターとかオフミュージアムとか、読売アンパンの終焉とか人間と物質とかを通じて、展覧会という枠組みそのものが作品になっていく過程が、60年代から70年ころまで。コンセプチュアルアートもそうだけど。なのでこのへんでモノ性からは抜け出ているんだけど、リーウーファンとか出てくるからややこしい。