tenjuu99(天重誠二)
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中原の「物質から「空間」へ」という論考、読売アンパン後期から「人間と物質」展にかけての作品群の傾向の抽出で、インスタレーション論の嚆矢とも言えそうだが、いま読んでもかなり重要な論点がある。というかギャラリーで展示をなんどかしてもらって、気付いたことはまさにこういうだった。空間が行為の場としてあり、それによって空間の意味が変容する。それはもう現代の美術にとってわりと基礎的なところだとおもうけど、そういえばこのことがあんまり言語化されてきているわけでもない気がする。 https://dl.ndl.go.jp/pid/12417432/1/39